スマートカメラ画像認識システムで既存設備を自動化 - 株式会社アルバテック

NEWS / CASE

2026.10.14

導入事例

スマートカメラ画像認識システムで既存設備を自動化

お困りごと

「作業員の手操作によるヒューマンエラーを根本からなくしたい」という切実なご相談から本プロジェクトはスタート。

形状が非常に酷似した8品種の部品を扱っており、作業員が目視で対象物を確認後、タッチパネルから手動で品種を選択していました。
類似品の目視判別にはどうしても限界があり、ヒューマンエラー(誤入力)が発生しやすい環境でした。

万が一入力ミスが起きると、電流値や処理時間といった装置の重要な設定が狂い、品質低下や重大なトラブルに直結するという深刻なリスクを抱えており、作業員の注意力に依存した属人的な工程からの脱却が急務となっていました。

解決策

スマートカメラの画像認識技術と、弊社独自の機械設計・制御技術を組み合わせ、
製品の判別から装置のプログラム設定までを完全自動化する『自動識別システム』を開発・導入いたしました。

本システムの導入において、当社が提供した解決策は以下の3点です。

1️⃣画像認識による品種判別と条件の自動入力
 高精度なスマートカメラにより、8品種の類似部品を正確に識別。
 その判別結果に基づき、最適な処理条件(電流値・処理時間など)をシステムへ自動で反映させます。
 これにより手動入力を完全に撤廃し、ヒューマンエラーの撲滅と品質の均一化・安定化を実現しました。

2️⃣過酷な現場環境に耐えうる専用ハードウェア設計
 単なるソフトウェアの開発にとどまらず、実際の運用環境に最適化した耐久性の高い筐体設計を行いました。

 ⭐耐薬品性・防水性
 薬品飛沫がかかる環境を想定し、素材に樹脂PVCを採用。
 配電部とカメラ部にはOリングを組み込み、完全防水(IP68以上)を実現しました。

 ⭐メンテナンス性
 カメラレンズ防汚用の交換可能なプレートや、内部稼働が目視できる配電部クリアプレートを採用。
 さらに、現場での柔軟な微調整を可能にする全方位アジャスト機能付きマウント構造を構築しました。

3️⃣カメラと装置を確実に繋ぐ「ワンストップ対応」
 高性能なカメラを導入しても、それだけでは実際の装置は動きません。
 アルバテックの最大の強みは、「カメラの認識結果」を「実際の装置の正確な動き」に確実につなげることです。
 本件でも、最適なカメラ選定はもちろん、カメラ実装のための専用部品設計(機械設計)、
 品種ごとに装置を動かすためのPLC改修(制御プログラム)、HMI画面の最適化(ソフトウェア改修)まで、
 カメラと装置の間を埋める全工程を自社内で一貫して担当いたしました。

✅お客様の「やりたい」をかたちにし、現場に「ミスが起こらない仕組み」を具現化しています。

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